脳脊髄液減少症、闘病記

脳脊髄液減少症、闘病記

脳脊髄液減少症との歩み005

脳脊髄液減少症だとわかることは、福音だ。ブログやSNSや書籍で調べたところ、この病気であるとわかるまでに、気の遠くなるくらいの期間、ドクターショッピングを繰り返された方が多い。

ドクターショッピングの過程で、精神的な問題と診断されることも多い。

私も、精神科にかかり、「光トポグラフィー」という検査を受け、統合失調症と診断された。

光トポグラフィでは、脳の血流の変化を測定することで、その抑うつ症状がうつ病なのか、統合失調症なのか、双極性障害なのかの鑑別診断を約7~8割の精度で行うことができる。このことで、抑うつ症状の鑑別診断の補助検査として用いられるものだ。

機械の検査結果、医師の診断に文句を言っているのではない。

脳脊髄液減少症は、多彩な症状をうみだし、科学的な検査でも、統合失調症と見間違えられるものなのだ。

精神科の担当医に、脳脊髄液減少症とわかったこと、手術し徐々に症状が軽くなってきたことを話すと、同様の患者さんもいるという。

ただ、一気に良くなっているわけではなく、良くなったり、悪くなったりを繰り返しいるという。

そうだろうな、と思う。自分も気候や外気の気圧に左右されやすいし、良くなるプロセスもゆっくりだ。

気長に、病気と友達のつもりで、つきあうしかないだろう。